映像が遅延する原因には何が考えられますか?
答:
カスケードポートはギガビット対応で、帯域は完全に使い切られていないにもかかわらず、なぜ映像が時々遅延するのでしょうか?
以下のようなトポロジーを想定しています。各スイッチには6台のカメラが接続されており、各カメラは10Mbpsの帯域を使用しています。合計600Mbpsのトラフィックが一方向に流れています。

映像遅延の原因として考えられる項目:
- バックグラウンドトラフィック
映像ストリームと一般データ通信を同時に行っている場合、一般データのトラフィックが400Mbpsを超えると、合計で1Gbpsの帯域を超えてしまう可能性があります。
対策:- VLANの有効化:映像ストリームと一般トラフィックを分離し、相互干渉を防ぎます。
- QoSの有効化:パケットの優先順位を設定し、映像ストリームを優先的に送信します。
カメラの設定
カメラがVBR(可変ビットレート)モードで動作しているか確認してください。Axis製カメラでは、初期設定がVBRかつビットレート無制限になっています。
VBRは映像の複雑さに応じてビットレートを調整するため、動きが多い場面(例:交通の交差点など)では帯域使用量が増加し、10Mbpsを超えることもあります。
対策:
- CBR(固定ビットレート)モードに変更する
CBRでは、帯域使用量が一定になるように目標ビットレートを設定できるため、通信量を予測しやすくなります。 - フレームレートを下げる
映像の滑らかさは多少犠牲になりますが、帯域の消費を抑えることができます。 - 映像の解像度を下げる
画質を調整することで、必要な帯域を減らすことができます。 - カメラの最大帯域を基に再計算する
最大帯域を確認するには、映像の背景を変えるか、カメラの前に手をかざして動きを増やし、Windowsのタスクマネージャーでネットワークトラフィックを確認します。
- CBR(固定ビットレート)モードに変更する






