FAQ

VLANトランクモードにおけるUnaware、C-port、S-port、S-custom-portの各ポートタイプはどのように定義されているのでしょうか?

VLANトランクモードの説明

EtherWANのEX26262Fシリーズスイッチを例に、4種類のVLANトランクモードをサポートしています:

  • Unaware(タグ非認識)
  • C-port(カスタマーポート)
  • S-port(サービスプロバイダーポート)
  • S-custom-port(カスタムEtherType対応Sポート)

各ポートタイプの受信(Ingress)および送信(Egress)時の動作は以下の通りです:

受信動作(Ingress Action)送信動作(Egress Action)
Unaware
802.1Q-in-Q(二重VLANタグ)対応
タグ無しパケットはPVIDに基づきVLANタグを付加して転送。
タグ有りパケットの場合:
  1. TPID = 0x8100:二重タグパケットとして転送。
  2. TPID ≠ 0x8100(例:0x88A8):破棄されます。
送信時はTPIDを0x8100に設定。実際の送出はEgressルールに従います。
C-port タグ無しパケットはPVIDでタグ付けし転送。
タグ有りパケットの場合:
  1. TPID = 0x8100:転送を許可。
  2. TPID ≠ 0x8100(例:0x88A8):破棄されます。
送信時TPIDは0x8100に固定。
S-port タグ無しパケットはPVIDでタグ付けし転送。
タグ有りパケットの場合:
  1. TPID = 0x88A8:転送を許可。
  2. TPID ≠ 0x88A8(例:0x8100):破棄されます。
送信時TPIDは0x88A8に設定。
S-custom-port タグ無しパケットはPVIDでタグ付けし転送。
タグ有りパケットの場合:
  1. TPID = 0x88A8:転送を許可。
  2. TPID ≠ 0x88A8:破棄されます。
TPIDはユーザー設定可能で、「Ethertype for Custom S-ports」欄で指定します。例えば0x8888に設定すると、送信パケットはTPID 0x8888となります。

Ingress処理の動作イメージ

以下は各ポートタイプにおける受信(Ingress)時の処理イメージです(矢印の色が動作内容を示します):

VLANトランクモード - Unaware VLANトランクモード - Cポート VLANトランクモード - Sポート VLANトランクモード - Sカスタムポート

補足:
S-custom-portでカスタムEthertype(例:0x8888)を設定すると、そのポートから送信される全パケットはTPIDが指定値になります。